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久しぶりに鉄道博物館へ行ってきました。
 1月のプレスリリースで、昨年11月に運行を終了・引退したJR四国の観光列車「志国高知・幕末維新号」が京都鉄道博物館に展示される情報をキャッチ。
 イベントにはJR四国のイメージキャラクター・すまいるえきちゃん/(こうち)れっちゃくんがやってくるということで、これは行かねばならぬと妙に張り切って1か月前から準備をしておりました。※幸いイベント開催日の2月1日は自治会の会議があって休みを取っていたのでした…
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↑すまいるえきちゃんとれっちゃくん

 志国高知・幕末維新号は、本来1月28日に四国から回送され、本線から博物館の展示エリアへと引き込まれる予定だったのですが…なんとも不運なことに、1月27日に四国・予讃線の踏切内で特急列車が立ち往生していた自動車と衝突・両車ともに大破する事故が発生。レヰルフアンどもに「脱藩・上洛失敗」などと盛大に皮肉られる事態となっていました…
 当日瀬戸大橋を渡り、岡山で連結する予定だった「サンライズ瀬戸」号も高松~東京の全区間で運転休止となり、取り残された出雲号は"ハンライズ"状態で岡山駅を後にするのでありました…普段は伯備線のトラブルで瀬戸の単独運転となりがちですが(だから岡山から先の寝台券は"瀬戸"の方が先に売り切れることが多い)、今回は出雲単独という珍しい事態に。

 翌朝、通過時刻になっても幕末維新号は現れず、10時ごろには鉄道博物館から公式のお知らせが貼り出されました。
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 すまいるえきちゃんは先だって脱藩・上洛を果たしていたらしく、「えきちゃんだけでも見る価値がある」ということで、1日の予定は変更せず現地に向かうことにしました。一時は展示もどうなることかと心配でしたが、無事に翌29日未明に博物館への入線を果たしました。展示車両恒例の入線イベントこそ行われませんでしたが、とりあえず一安心。


 で、2月1日。



 自治会の会議を終えたらまずは普通電車で大阪駅へ。嫁は定期を持っていないので、僕だけ大阪でいったん下車し、ヨドバシカメラへ。
 ベルトのピンが抜けてしまった時計を修理に預けて、11番ホーム。
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金沢方面ののりばだけちょっとオサレ。


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スーパーはくとさんとか眺めつつ、おひるをもそもそ。
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嫁は飯いらんというので、ひとり軽いコンビニ飯。

待ち合わせること40分、お目当てのサンダーバード25号が到着。

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僕個人的にファンヒーターって呼んでる先頭車
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 大阪~京都間、つかの間のグリーン車でまったりと。サンダーバードのグリーン席はダントツでお勧めしたい優等車。新幹線なんかより全然いい。寝る。ヘッドレストとか横に広いテーブルとか落ち着いた内装とか良すぎてもう、寝る。

 で寝てりゃ京都に着くわけです。0番乗り場から31番乗り場にチンタラ歩いてひと駅乗車すれば、昨年新しく開業した「梅小路京都西」駅。梅小路京都西から京都鉄道博物館はほぼ隣接、降りたら目の前ですので迷うことなく入館し、今話題のンョ゛ ハー ゛ ヨンパーラッピングにご挨拶。

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ボンネット型特急も好きだけどこっちも好きよ。
我々が到着するまでに入館者が400万人を突破していたようです。

えきちゃん登場まで幕末維新号を眺めましょうね。

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新しい「ものがたり列車」のPRも欠かさないJR四国大阪営業部。

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 併結するトロッコ車両で高校生の高知県PRを聞いていると、間もなくしてすまいるえきちゃん登場。トークショー終了後はとっとと幕末維新号を降り、推しを愛でに参ります。

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えきちゃん…かわいいよえきちゃん…
オッサン相手にも構わずサービスしてくれるすまいるえきちゃんと、山のように微動だにしないこうちれっちゃくん。貢いでしまいました。

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トートバッグとTシャツは僕。あとはぜんぶ嫁。夫婦そろってJR四国が大好きです…

 えきちゃんと夢のような時間を過ごしたら、SLスチーム号の最終運行時間も近いので広場へ。一昨年のクリスマスに嫁と行ったときは乗れなかったんですよねぇ…

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SL検修庫付近。良い天気ですね。蒸気機関車の煤煙も青空によく映えます。


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本日スチーム号を務めるのはC62 2
通称シロクニなどと呼ばれている古の旅客けん引機関車です。D52型の改造機として40数両が生産されたものの、動態保存されているのはこの1両のみ。除煙板に飾られたつばめのマークが印象的で、特に「スワローエンゼル」などと称されたこの機関車は、現在法定整備を受けていないため旅客列車として本線を運行することはなく、機関車庫構内のみの運転となっています。

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けん引されるトロッコ型の客車 オハテさん。
車内にはかつての優等列車に飾られていたヘッドマークのレプリカや装飾があちこちに。

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今日ははとさん。

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 車両は本線側に寄せた4人掛け・6人掛けの木製シートで、構内運転用の単線区間を後退→前進で1往復します。乗車時間はおよそ10分。

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 最終便は、嵯峨野線を走る「はしだて」の通過を間近で見られる仕様になっています。間もなくして機関車はゆっくりと前進し、出発地点へ帰着。
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 つかの間の乗車体験ではありますが、SLというのはどうしてこうも人の心を惹きつけるのでしょう。僕が物心つく頃には既に国鉄型電車特急に取って代わられており、今はその国鉄型特急車両すらも少なくなってしまいましたが、SLは昭和・平成の時代を経て、この令和の時代に至っても尚旅愁を誘います。

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シュンシュンと油交じりの煤煙を上げながら、石炭の積み込み・給水が行われます。

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フォークリフトも独特のニオイを撒き散らすディーゼル車。最高ですか


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これまた動態現存の非常に少ない転車台に乗せられて、ゆっくりゆっくりとサービス1回転、さらに1回転して車庫に戻ります。


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 SLが1日を終えて車庫に戻り、立春の厳寒に耐えかねた我々はそそくさと室内へ。嫁リクエストでJR7社+α発足当時の様子を展示したコーナーへ立ち寄り。

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 僕個人としては「国鉄」は事実上の倒産であり、この展示の下にある引継書のレプリカは「経営状態の悪化とかええように書きやがって」とクソくらえな感じで眺めてしまうのですが、国鉄の経営姿勢が鉄道社史的に嫌いなだけで国鉄・JRの車両も、そこに燃える鉄道魂も好きです…

 もう鉄道博物館も慣れたものなので、ちゃちゃっと常設展示を眺めながら梅小路を後にし、京都駅改札内にある「スパイシーマサラ」へ。お昼少なかったので腹減った。翌日も早いので(実際この記事も始発電車からの始発ひかりに乗っている車中で書き上げています)飯も早目。


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実はお店は中で2つに仕切られていて、改札内外どちらからでもアクセスできるようになっています。運営はJR東海グループ。

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 本日はTwitterでちょっと話題になっている「新幹線懐かしの食堂車プレミアムビーフカレー」を頂きますが、レギュラーメニューのベースとなる「マサラカレー」は510円から注文出来ますので価格もリーズナブルでお勧めですよ。


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 本日は150円追加してとろっとたまごのせ。スパイシーなカレーの中に溶け込むマイルドな卵の風味がたまりませんな。これを食べるために帰りの予定を遅めに組んだようなもの。大満足。食後の休憩は京都駅構内の待合室で。途中下車できないきっぷだから仕方ないね…
 帰りは自由席特急券なので本当はいつ乗って帰っても良いのですが、我々鉄オタ夫婦にはどうしても乗りたい編成があるのでした。在来線の昼行優等列車としては唯一大阪駅に乗り入れるJR東海所属のディーゼル特急「ひだ」。
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終点・大阪到着後方向幕回転も見られて眼福。
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南紀のほかにも「ホームライナー」「臨時」「団体」を見ることが出来ました。
そしてそして、本日は土曜日の為多客対応で増編成。
所定3両編成のところ1両増結して4両編成に。
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高山線区間では名古屋方から走ってきたひだ号と連結するため、先頭は非貫通型車両、後部は貫通型車両となっています。


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 ワイドビューと呼ばれるだけあって車内から外の眺めもたいへんよく、大阪行きのひだ36号は京都到着時点で既に真っ暗なのであまりその恩恵をあずかれないのですが、この記事を書いている本日2月2日は別のワイドビュー車両に乗りますのでまたそちらのほうでご紹介いたします。乗ってて気づいたけど、東海車両には運転支援装置着けるところがないね…

 大阪からはひだ号よりずっと早い新快速(どうして…)に乗り、尼崎から普通電車に乗り換えて帰りました。はよねるぞ言うてんのに嫁が布団に入ったのは12時前です。zzz